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気功研究会



9月19日(第3土曜日)4:00~5:30の予定で”気功研究会”を行いました。

コロナの中、また連休の初日にもかかわらず参加してくださって、どうも有難うございました。


”気”を出す事を意識しながらの挨拶の後、呼吸法から始めました。


「呼吸法」


二酸化炭素や老廃物の多くなった息を吐きだし、新鮮な空気を吸い込むイメージの「小循環的呼吸法」



息を吸い込む時に、老廃物などの多くなった血液やリンパ等を体の末端から心臓・肺に戻し、吐く時に肺・心臓で新鮮栄養豊富になった血液・リンパ等を心臓から体の隅々にまで送るイメージの「大循環的呼吸法」


二つの呼吸法を意識して行いました。”ほりうち気功”では「大循環的呼吸法」がメインです。


下腹を膨らませたり、意識をどこかに集中させたりはしません。


”基本姿勢(仙骨を伸ばす=立てる・他者が見ても分からない程度に顎を心持ち浮かせる・胸を張ったり、顎を引いたりしない・手掌はほぼ上向き)”のままで呼吸法をします。


あえてどこかに意識を集中したい時には、胸骨の上から3分の1辺り(”太陽”と呼んでいる部分、中丹田付近)に心をフワッと置くような感じにします。


「ほりうち気功の定義」


この"気功”を学ぶのは新しい知識や方法を学ぶ事ですが、絡み合った糸をほぐしてスッキリさせて行く事にも似ています。


”気功”の上達って、簡素・単純になる事でもあると思います。


「気功動作」


”基本姿勢”のまま、両手や指先などをゆっくり近づけたり離したりしながら,「手に何を感じるかな?感じないかな?」ぐらいのつもりでその動作を続けます。


何かを感じても、それに囚われない様にしながらゆったり動作を続けます。

この時、左右の手は近づけるだけで、触れない様にします。



「任脈・督脈動作」


”基本姿勢”のまま顎をなるべくゆっくり天に向かって上げていきます(うがいをする時ぐらい)。

そのままの姿勢を10秒ほど保った後、またゆっくり”基本姿勢”に戻る。


体の前面、背面の正中線を縦に一周する任脈・督脈というツボの流れ(経絡)があります。この簡単な動作でその任脈・督脈を活性化させて、内臓系統、運動器系統をリラックスさせます。


(また"基本姿勢”で顎を天に向けたまま排尿・排便するとスム-ズにできる様になります。)


「気功運動」


様々な気功運動がありますが(皆さん余りされませんが、護身術的・武術的なものもあります)、私たちが歩く時の運動(動作)を例にします。


歩く時には足底は地面に着くのですが、足の親指の裏から踵までの線で歩く様にします。分かりにくければ、足の小指を浮かせる様にしても良いです。そのまま”基本姿勢”で歩きます。


「重心を落とす」という言葉がありますが、上半身はリラックスして下半身は充実しているという意味でしょうか。


気功的な歩き方をすると、足もですが全身が軽やかに感じられる様になって来ます。充実感というよりふんわりした感覚です。それでいて安定しています。基本、こういった感覚で運動をします。


今回は、螺旋運動とランニングハイ的状態になる姿勢の復習もしました。


螺旋運動は運動自体はきつい動きではないのですが、普段あまりしない動きなので、腕や脇腹が痛いという方もいらっしゃいました。


ランニングハイ的姿勢は脚部がかなりきついかも知れません。しばらくその姿勢でいると、脚部に気持ちが行くと苦しいのに”太陽”のあたりに気持ちを置くと、その姿勢でいるのがとても気持ちの良い状態になります。


身体はきつい筈なのに心はとても気持ちが良く、ずっとこの姿勢でいたい、いられる様な気分になります。少しの時間でこんな感じになります。


鍛練的な”気功”にもなりますし、心身の気分転換にもなります。


「気の交流」


「どなたに”気”を送りたいですか?」とお聞きしたら、「あの人。」という方と「全体に(この場にも人にも?)。」という方に分かれました。


それぞれ全体に気を送ったり、お互いに気を送り合ったりを同時にしました。


(私は”気功研究会”の始めと終わりに2回”気”を送りますが、初めは全員の方と場に、終わりは出席の方全員に”気”を送ります。)


”気”を送っている皆さんを見ていて、「うーん。皆さんそれぞれ個性的だなあ・・。」と感じました。


これは”気功治療”にもつながります。


「気による判定法」


食べ物と飲み物に分けて練習しました。何回もお話ししますが、基本として大切なのは「合っているかいないか?」ではなく「必要か必要でないか?」です。


例えば薬の様なものの場合、たとえ合っていないものでも、今は必要という事も多々あります。

それを踏まえて練習しましょう。


「美容気功」(こちらが施術する”美容気功”ではなく、ご自分が御家庭などで御自分自身にする”美容気功”です)


”クレア”を使うのですが、1回目が終わって2回目のための”クレア”を選んでもらうと、1回目と違う”クレア”を選ばれる方も多いです。肌の質が変わってきたからだと思います。


同じ”クレア”を選ばれる方は、そのまま肌の質を高めるためだと思います。


時間のない時には、区切ってされて構いません。”気功”ですから余り長さにもこだわる必要はありませんが、少しでもするのとしないのでは結果は大違いだと思います。


「お知らせ」の後、”気”を送ってお開きになりました。

毎度のことですが、また時間オーバ-になってしまいました・・。



























































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