私の気功法 ③
立秋を過ぎても酷暑は相変わらずですね。
私は夏 特に神戸の夏 白い砂地がますます白く感じられるまぶしい日差し 六甲山と瀬戸内海に挟まれて時々山からの風が吹く街 が好きなのですが…さすがに暑過ぎです。
ほんと・・気を付けて過ごしましょう。
今回からは「私の気功法」の基礎です。
前回の気についての説明で東洋思想という言葉を使いましたが「私の気功法」の理論・考え方の基礎はその東洋思想の【陰陽論】という考え方です。また気功をする時には望ましい基本的な身体の姿勢・動かし方があります。
こんな風に書くと難しそうですが内容は単純・簡素です。説明すれば小学生でもすぐに理解してその時点でその小学生なりの気功が出来る様になります。
「私の気功法」の理論・考え方の基礎は東洋思想の【陰陽論】だと書きましたが【陰陽論】が東洋思想です。西洋思想に対する言葉として東洋思想と書きました。
反対に東洋思想に対する言葉は西洋思想です。東洋思想の【陰陽論】に対する西洋思想の言葉は【宇宙一元論】(私たちを含めたこの世界や宇宙は例えば光・電気など一つのモノからできている構成されているという考え方)現代的に言えば【素粒子論(説?)】です。
「陰陽論」ではこの世界を作り上げている最小単位のものを【気】と言います。最小単位の【気】は陰と陽で象徴する二つの相反するもの(例えば電気のプラスとマイナス・天と地・男性と女性・・)が一対ペアの状態で出来上がっているとされています。
「素粒子論」では【素粒子】というこの世界を作り上げている最小最小単位のものは物質的なものと非物質的なものが一対ペアの状態で出来上がっていると言われています。【陰陽論】と【素粒子論】を比べてみると言葉は違っていても内容は殆ど同じなのが分かります。「洋の東西を問わず人の考えることはほぼ同じ」の様です。
「私の気功法」の基礎理論・考え方 は【陰陽論】で【素粒子論】と殆ど同じと書きましたが 「私の気功法」は【陰陽論】に少し付け足す事があります。
それは気功をする時【気】には[向上の法則〛(どんな状態・状況にあっても気は常に気によって作られたもの・構成されているものを気的に向上させ続けている₎がある事を覚えておきます。気に『向上の法則』があるからこそ私達人間にはなぜだか理由は分からないけれどより良い生活・人生・社会・物的な向上を求め続けて来た歴史がありこれからも求め続けて行くはずです。
それと人を始め一つとして同じものはないこの現実世界のものは全て気によって作られ・構成されているのだから各々に価値の差はないという事。
例えば自分にとって本当に親しい大切な人と全く心も通わない見たくもない様な人がいたとしてもそれは両者の違い区別であって そこにその人たちの間に価値の差は無い また私たちと海の中を泳いでいる小魚一匹とは形態も何もかも全く違いますが気的には私たちと子魚との間に価値の差は全くない同等だという事も時々思いだして気功をする様にします。
私たちは目的をもって気功をする(治療‣健康・鍛錬・処世)のですが時々上の事を思い出したり意識したりしながら気功をすると変に緊張したり深刻になったりしない様になります。
状況がどうあれ明るくて軽やかな心と体また気分で気功をする・気を送る事が出来ます。
少し面倒だったかもしれませんが「私の気功法」の理論の基礎は以上です。次回は気功をする時の姿勢・動きの基礎です。身体の具体的な使い方なので理論より分かり易いと思います。
「私の気功法」の基礎の〈陰陽〉です。
⁂ ほんの少し夏の盛りは過ぎたのかな?と感じられる日もありますが相変わらずの酷暑や台風・・コロナも流行っている様ですし熱中症や夏バテも。低温のクーラーの中に長くいすぎて体が冷え過ぎの方もいます。
こんな季節に健康や体力の維持増進に何かするのは面倒で嫌だという方もいると思います(気功法とはまた別です)ので身体の一ヶ所のポイント≪右下腹部、鼠径部のラインとお臍の中間の部分、鼠径部と並行に斜め≫に手の平を軽く当てるぐらいなら出来るでしょう。テレビを見ながらでも寝ながらでも構いません。暫くの間手の温かさを感じたままでいて下さい。
または服に貼るカイロのミニを上と同じ部分に斜めに貼る。ただし熱くなる部分を自分と反対外側に向けて貼る。熱さを感じなくて構いません。
どちらも気功をしているのと同様の効果があります。片方をしても両方をしても良いです。試しにやってみて下さい。
次のブログは8月17日の「気功研究会」に関してですので「私の気功法」④はその後になります。
毎日少しずつでも良いのですから気功法をしましょう。気によって思いがけない形でプラスになる得になる事にも出会うと思います。
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